初心者必見!韓国語勉強の基本的な順番とは?

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「推しが話している韓国語を理解したい!」「韓国ドラマを字幕なしで見たい!」と思っている方は多いのではないでしょうか。

ただ、勉強を始めようと思うけど「何から勉強したらいいか分からない…」と多くの方が悩んでいるはず。

そこで、これから韓国語の勉強を始めようとしている方へ向けて、本記事では韓国語勉強の順番や韓国語を勉強する際のマインドについて紹介します。
みなさんの今後の勉強のお役に立てたら嬉しいです。

勉強を始める前に「目標」を明確にする

目標設定

「勉強を始めたのは良いけど、思うように進まなくなって結局辞めてしまう…。」というのはとてももったいないです。

途中で辞めてしまわないよう、勉強を始める前に「目標」をしっかり明確にしましょう。

まずは「目標」=最終的に韓国語を身につけてどうなりたいかを考えます。
たとえば、

  • 推しが話している言葉を分かるようになりたい
  • 韓国語で推しにファンレターを書きたい
  • 韓国ドラマや映画、バラエティを字幕なしで見たい
  • ファンミーティングで自分の気持ちを韓国語で伝えたい

などです。

しっかり目標を立てて、韓国語の勉強をしていきましょう。

韓国語を勉強する基本的な順番

韓国語を勉強する基本的な順番は以下の通りです。

  1. まずは簡単な韓国語のフレーズをカタカナで触れる
  2. 慣れてきたらハングルを覚える
  3. 単語・文法を覚える
  4. 発音の練習をする
  5. 実際に使われている会話を聞く・話す

1.まずは簡単な韓国語のフレーズをカタカナで触れる

自分が知っている韓国語のフレーズをカタカナで触れてみましょう。
なぜなら、文字から覚えようとすると「記号みたいで良く分からない」「覚えにくい」と思ってしまう場合もあるからです。

まずは韓国語のフレーズをカタカナで良いので、少しずつ触れていきましょう。

たとえば、
「こんにちは(アンニョンハセヨ)」
「はじめまして(チョウムベッケスムニダ)」
「ありがとうございます(カムサハムニダ)」
「どういたしまして(チョンマネヨ)」

というように、覚えていくという感じです。

日常のフレーズでなくても、K-POPの歌詞の一部や、俳優さんのセリフなど、自分が好きなフレーズを調べて勉強するようにしてみてください。

2.慣れてきたらハングルを覚える

次に慣れてきたらハングルを覚えましょう。ハングルは「子音」と「母音」で成り立っています。

たとえば、

【日本語の「あ」の場合】

【日本語の「か」の場合】

となります。

韓国語の子音は平音10個(ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㄹ、ㅁ、ㅂ、ㅅ、ㅇ、ㅈ)、激音4個(ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ)、濃音5個(ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ)で、全部で19個です。

母音は基本母音と合成母音とあり、基本母音は10個(ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ、ㅣ)、合成母音(基本母音を合成した母音)は11個(ㅐ、ㅔ、ㅒ、ㅖ、ㅘ、ㅙ、ㅚ、ㅝ、ㅞ、ㅟ、ㅢ)で、全部で21個あります。

子音
平音ㄱ、ㄴ、ㄷ、ㄹ、ㅁ、ㅂ、ㅅ、ㅇ、ㅈ
激音ㅋ、ㅌ、ㅍ、ㅊ
濃音ㄲ、ㄸ、ㅃ、ㅆ、ㅉ
母音
基本母音ㅏ、ㅑ、ㅓ、ㅕ、ㅗ、ㅛ、ㅜ、ㅠ、ㅡ、ㅣ
合成母音ㅐ、ㅔ、ㅒ、ㅖ、ㅘ、ㅙ、ㅚ、ㅝ、ㅞ、ㅟ、ㅢ

子音と母音を組み合わせて覚えるとハングルを読めるようになります。

3.単語・文法を覚える

ハングルを覚えたら、次に単語と文法を覚えていきましょう。勉強の際は、単語→文法の順にするとスムーズに覚えることができます。

韓国語には日本語に似ている単語があります。

  • 図書館 → 도서관 (トソグァン)
  • 家族  → 가족 (カジョッ)
  • カバン → 가방 (カバン)
  • 高速道路 → 고속도로(コソクドロ)

というように、発音も意味もほとんど同じ単語がありますので、まずは日本語と似ている単語を覚えていくと良いでしょう。

次に文法ですが、韓国語は日本語と語順が一緒で、日本人にとってはとても覚えやすいです。韓国語にも「~は(~는、은)」「~に(~에)」「~を(을、를)」「~で(~에서)」など助詞があります。

たとえば、

  • 昨日図書館行きました。   → 저 어제 도서관 갔습니다.
  • コンビニジュース買った。 → 나 편의점에서 주스 샀다.

というようになります。

このように、単語→文法の順で勉強することで、効率的に勉強することができるのでおすすめです。

4.発音の練習をする

単語と文法を覚えたら、次に発音の練習です。

YouTubeや参考書についているCDなどで発音を聞いて、自分で声に出して練習すると良いでしょう。

最初は日本語と発音が似ている単語を練習していき、徐々に難しい発音にチャレンジすると良いです。

ただし、発音練習の際はカタカナで韓国語の発音を書いて覚える方がいらっしゃいますが、カタカナ表記で覚えるのはやめてください。

韓国語は日本語には無い音がたくさんあるため、カタカナでは表記しきれません。

また、カタカナで書いてしまうと正しい発音ができません。間違ったままの発音で覚えてしまうと、いざ会話したときに正しい意味として聞き取ってもらえないからです。

そのため、発音練習の際、発音の音を書くときはローマ字で書いて練習してみてくださいね!

YouTubeでの練習の際は「アンニョン韓国語教室」や「韓活TV 日韓夫婦の韓国情報チャンネル」がおすすめです。

アンニョン韓国語教室

韓活TV 日韓夫婦の韓国情報チャンネル

5.実際に使われている会話を聞く・話す

最終的には、実際に使われている会話を聞いて耳を慣らしたり、自分の言いたいことを話してみたりしてみましょう。

たとえば、

  • 韓国語のニュースを聞く
  • 韓国語の歌を歌う
  • オンライン教室を活用して、会話の練習をする

などで練習すると良いです。

会話を聞いて、自分で話してアウトプットすることにより韓国語の上達度が格段に上がります。

韓国語の勉強マインドは「無理せず継続できる方法を見つけること」が大切!

韓国語の勉強マインドは「無理せず継続する方法を見つけること」がとても大切です。

韓国語のみならず、語学は継続してこそ身につけられます。

最初に「目標を立てましょう」と書きましたが、最終的な目標+「小さな目標」を勉強し始めたら設定した方が良いです。

たとえば、

  • 韓国語のフレーズを1日5個勉強する
  • 単語を1日5個勉強する
  • 10分間YouTubeで発音を練習する

などです。

小さな目標を設定して勉強することで、いつの間にか継続できて、最終的に韓国語を身につけられるでしょう。

ぜひ無理せず継続できる勉強方法を見つけてみてくださいね!

まとめ

初心者必見の韓国語勉強の基本的な順番について紹介しました。

まずは勉強を始める前に、「目標」=最終的に韓国語を身につけてどうなりたいか、を考えましょう。

そして、

  • 簡単な韓国語のフレーズをカタカナで触れる
  • ハングルを覚える
  • 単語・文法を勉強する
  • YouTubeや参考書のCDなどで発音の練習をする
  • 実際に使われている会話を聞く・話す

の順番で勉強してみてください!

人それぞれ合う韓国語勉強の順番は違いますが、まず最初は基本的な順番で学んでいき、無理せず継続できる方法を見つけて楽しみながら韓国語を身につけていってくださいね!

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